レンズの仕組み : 光学顕微鏡 と 電子顕微鏡†
- 目的
電子顕微鏡は、その名前だけは誰もが聞いている装置ではあるが、具体的にどのような仕組みで、何ができるのか?といったことについては知らない方も多い様に思われる。そこで、「高校生」を対象に、中学校で習ってきた内容をもとに、レンズの仕組みを学び、電子顕微鏡に興味を持っていただく講義を考えた。
(1)少人数スタッフで実施する(指導員が1名でも可能な体験実習の方法を検討する)。
(2)機材を持ち運び可能なほど最小限とする(指導員が1名でも、出張で体験実習が可能な方法を検討する)。
(3)中学校で習った「光の屈折・回折」、「フレミングの左手の法則」といった内容が、レンズの仕組みとどのように関連するのかを体験する。
- 水、スライドガラス、5円・50円硬貨を使ったレンズの作製
用語の解説†
- ピューター
- 磁場内において、電流が流れる導体に、力が発生する現象(ローレンツ力)にいて、電流・磁場・力のそれぞれの方向を示す方法。
- 光の屈折
- 光が、種類の違う物質に入射した時、その物質の境界で進行方向が変わる現象。
これまでの実績†
'図 1''
水、スライドガラス、5円・50円硬貨を使ったレンズ