鋳造の体験実習

鋳造の体験実習†

目的 (2024.05.15 更新)†

これまで、いろいろな場所で鋳造の体験教室が開かれてきました。私の研究では、少し視点を変え、下記の3つの目標をもって体験教室の検討を行っております。
（1）少人数スタッフで実施する（指導員が1名でも可能な体験実習の方法を検討する）。
（2）機材を持ち運び可能なほど最小限とする（指導員が1名でも、出張で体験実習が可能な方法を検討する）。
（3）「鋳造・凝固現象」と学校の授業をリンクさせることで、学校の授業が大学の講義・研究内容と結びついていることを体感させる内容とする。

これまでの実績 (2024.05.15 更新)†

2024年†

2023年†

• 2023.12.11 兵庫県立大学・姫路工学キャンパス：　模擬講義, 賢明女子学院高等学校
• 2023.11.08 兵庫県立工業技術センター・鷹取：　トライやる・ウイーク, https://www.hyogo-kg.jp/etc/item2753
• 2023.08.11-08.12 兵庫県立大学・姫路工学キャンパス：　オープンキャンパス
• 2023.06.19 兵庫県立大学・姫路工学キャンパス
• 2023.04.21 兵庫県立工業技術センター・鷹取

2022年†

• 2022.11.07 兵庫県立大学・姫路工学キャンパス
• 2022.08.11-08.12 兵庫県立大学・姫路工学キャンパス：　オープンキャンパス

2021年†

• 2021.10.22 兵庫県立大学・姫路工学キャンパス

2017年†

• 2017.10.04, 10.06 大阪大学・吹田キャンパス

用語の解説†

• ピューター
  • スズを主成分とする低融点合金。一般的にはスズ93％程度、アンチモン7％程度。装飾品やマグカップなどに利用される。
• OBBサンド
  • オイルが結合された鋳物砂、何度でも繰り返し使える。

参考文献†

Review Paper†

1. 淺野和典, 永瀬丈嗣, 柏井茂雄, 兼吉高宏, 北村一浩, 日本金属学会会報・まてりあ, 61, 493-498 (2022)., "金属鋳造と砂型：3. 大学における砂型の実習", https://doi.org/10.2320/materia.61.493
2. 柏井茂雄, 兼吉高宏, 永瀬丈嗣, 淺野和典, 北村一浩, 日本金属学会会報・まてりあ, 61, 437-442 (2022)., "金属鋳造と砂型：2. 砂型実習教材の開発", https://doi.org/10.2320/materia.61.437
3. 永瀬丈嗣, 柏井茂雄, 兼吉高宏, 淺野和典, 北村一浩, 日本金属学会会報・まてりあ, 61, 340-345 (2022)., "金属鋳造と砂型：1. その歴史と最近の進展", https://doi.org/10.2320/materia.61.340

Proceedings†

1. 永瀬丈嗣, 近田星也, 柏井茂雄, 兼吉高宏, 宇野宏司日本鋳造工学会講演概要集, 183, 123 (2024)., "STEAM教育を可能とする文理融合型・砂型鋳造実習教材の開発に向けた試み", https://doi.org/10.11279/jfeskoen.183_123

Reports†

1. 近田星也, 佐藤海斗, 柏井茂雄, 永瀬丈嗣, 木村真晃, 日本鋳造工学会関西支部通信, 11, 14-19 (2024)., "兵庫県立大学 工学部 機械・材料工学科 創造設計工作実習「山砂を用いたAl-Si合金の鋳造実習」報告", https://jfs-kansai.jp/